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Logicool GとPulsarのゲーミングマウス徹底比較

大手定番か、コスパ軽量か

2026年は50g前後のワイヤレス8000Hz対応モデルが各社から出揃い、軽量マウスのコスパ競争が一段と激化しています。Logicool Gは長年のプロシーン実績と安定したソフトウェアで選ばれ続けているブランドです。一方のPulsarは、低価格帯で軽量かつ高性能なマウスを次々に投入し、競技FPSプレイヤーの間で急速に存在感を高めています。「間違いない定番で行くか、コスパ重視で攻めるか」。この記事はその判断を助けるための比較ガイドです。

PRO X SUPERLIGHT 2、PRO X SUPERLIGHT 2c、G303 SHROUD EDITIONをLogicool G側、X2 V2 WirelessとXlite V3 WirelessをPulsar側として、各モデルを実際に使い比べた結果をもとにまとめています。

最初の結論

プロ採用実績とソフトウェアの成熟度を重視するならLogicool G、1万円台前半で軽量マウスを手に入れたいならPulsarです。

つかみ持ち・左右対称

プロ実績を信頼して選びたい → PRO X SUPERLIGHT 2(60g)

125.9 x 63.5 x 40mm、HERO 2センサー。VALORANTのプロ採用率上位を維持し続けている定番です。つかみ持ち・かぶせ持ちに合います。

つかみ持ち・コスパ重視

1万円台で軽量ワイヤレスがほしい → X2 V2 Wireless(53g)

120 x 63 x 38mm、PAW3395センサー。1万円台前半で53gのワイヤレスが手に入ります。つかみ持ち・つまみ持ちに合います。

かぶせ持ち・エルゴ形状

手のひらを預けて安定させたい → Xlite V3 Wireless(55g)

120.4 x 62.1 x 38.8mm、PAW3395。右手エルゴ形状で55gは非常に軽く、かぶせ持ちで長時間の疲労を軽減できます。

編集部のおすすめ

イチオシ Logicool G PRO X SUPERLIGHT 2

Logicool G PRO X SUPERLIGHT 2

プロ採用実績が豊富で、迷ったときの安心感がある王道モデル

60g左右対称無線/有線2023年

参考価格: 2万円台前半

2位 Logicool G PRO X SUPERLIGHT 2c

Logicool G PRO X SUPERLIGHT 2c

小さめの手でも自然に収まり、プリエイムの安定感を底上げできる

51g左右対称無線/有線2025年

参考価格: 2万円台前半

3位 Logicool G G303 SHROUD EDITION

Logicool G G303 SHROUD EDITION

Shroud監修のダイヤモンド形状で独特の操作感を求める人向け

75g左右対称無線/有線2021年

参考価格: 1万円台

価格は変動します。リンク先で最新価格をご確認ください。表記は記事公開時点の参考情報です。

センサーとポーリングレートの比較

HERO 2 vs PixArt PAW3395

Logicool GのHERO 2は自社開発センサーで、最大44000DPI、最大8000Hzポーリングレートに対応します。PRO X SUPERLIGHT 2とPRO X SUPERLIGHT 2cの両方に搭載されています。旧世代のG303 SHROUD EDITIONやG502 X PLUSはHERO 25K(最大25600DPI、最大1000Hz)です。

PulsarはPixArt PAW3395を全モデルに採用しています。X2 V2 WirelessもXlite V3 Wirelessも最大26000DPI、最大4000Hzです。汎用センサーですが実績は十分で、400〜1600DPIの範囲での精度はHERO 2と実使用上の差を感じません。

ブランドモデルセンサー最大DPI最大ポーリング
Logicool GPRO X SUPERLIGHT 2HERO 2440008000Hz
Logicool GPRO X SUPERLIGHT 2cHERO 2440008000Hz
Logicool GG303 SHROUD EDITIONHERO 25K256001000Hz
PulsarX2 V2 WirelessPixArt PAW3395260004000Hz
PulsarXlite V3 WirelessPixArt PAW3395260004000Hz

8000Hzポーリングレートが必要かどうかが判断の分かれ目です。Logicool Gの最新モデルは8000Hzに対応していますが、Pulsarは最大4000Hz止まりです。4000Hzでも1000Hzからの改善は大きく、大半のプレイヤーにとって十分ですが、最低限8000Hzを求める人はLogicool Gに軍配が上がります。

スイッチ方式にも違いがあります。Logicool GのPRO X SUPERLIGHT 2系はLIGHTFORCEハイブリッド光学メカニカルスイッチで、チャタリング排除とクリック感の両立を実現しています。PulsarはOpticalスイッチを採用しており、こちらもチャタリングの心配はありません。どちらも応答速度は十分で、実使用上の差はクリック感の好みに帰結します。

重量とワイヤレス技術

軽さとバッテリーのバランス

PulsarはX2 V2 Wirelessが53g、Xlite V3 Wirelessが55gと、両方とも60gを切っています。Logicool GはPRO X SUPERLIGHT 2が60g、PRO X SUPERLIGHT 2cが51gです。2cはPulsarの軽さを上回りますが、サイズが118.4 x 61.2 x 38mmとかなりコンパクトで、中型以上の手にはやや小さく感じる可能性があります。

ワイヤレスの方式は、Logicool GがLIGHTSPEED 2.4GHz、Pulsarが2.4GHz Wirelessです。どちらも低遅延で実使用上の差はほぼありません。バッテリー持続時間はPRO X SUPERLIGHT 2が約95時間、X2 V2 Wirelessが約70時間、Xlite V3 Wirelessが約70時間です。Logicool Gのほうがバッテリー持ちに余裕があります。

ブランドモデル重量寸法(mm)接続バッテリー
Logicool GPRO X SUPERLIGHT 260g125.9 x 63.5 x 40LIGHTSPEED 2.4GHz約95時間
Logicool GPRO X SUPERLIGHT 2c51g118.4 x 61.2 x 38LIGHTSPEED 2.4GHz約95時間
PulsarX2 V2 Wireless53g120 x 63 x 382.4GHz Wireless約70時間
PulsarXlite V3 Wireless55g120.4 x 62.1 x 38.82.4GHz Wireless約70時間

ソフトウェアの違い

G HUB vs Pulsar Fusion

Logicool GのG HUBはDPI調整、ボタンマッピング、マクロ、LIGHTSYNC RGB管理を統合した定番ソフトです。長年のアップデートを経て動作は安定しており、オンボードメモリへの書き込みにも対応しています。

PulsarのPulsar FusionはDPIやポーリングレートの変更、LOD(リフトオフディスタンス)の調整などに対応する軽量なツールです。機能はG HUBと比べると絞られていますが、ファイルサイズが小さく起動も速いため、必要最低限の設定を素早く済ませたい人に向いています。RGBライティングの管理機能はありません。PulsarのマウスにはそもそもRGB非搭載モデルが多く、競技に不要な要素を省いてコストと重量を抑えるという設計思想が表れています。

ソフトウェアの成熟度ではLogicool GのG HUBが一枚上手です。ただし、設定をいじるのは最初の一回だけで、あとはオンボードメモリに書き込んでソフトなしで使うという運用なら、どちらも差はありません。

価格とコストパフォーマンス

Pulsarの強みはここ

Pulsarの最大の武器はコストパフォーマンスです。X2 V2 Wireless(53g)もXlite V3 Wireless(55g)も1万円台前半で購入でき、2万円台前半のPRO X SUPERLIGHT 2と比較すると約半額です。

モデル重量価格帯
PRO X SUPERLIGHT 260g2万円台前半
PRO X SUPERLIGHT 2c51g2万円台前半
X2 V2 Wireless53g1万円台前半
Xlite V3 Wireless55g1万円台前半

軽さではX2 V2 Wirelessの53gがPRO X SUPERLIGHT 2の60gを7g下回り、しかも価格は半分以下です。この事実だけを見れば圧倒的にPulsar有利ですが、プロ採用実績の厚み、G HUBの安定性、LIGHTSPEED技術の長年の蓄積といった「ブランドとしての信頼性」をどの程度重視するかで判断が分かれます。

もう一つの視点として、リセールバリューがあります。Logicool GのPROシリーズは中古市場でも値崩れしにくく、買い替え時に売却しやすいです。Pulsarは新興ブランドのため中古市場の流通量がまだ少なく、リセール面ではLogicool Gが有利です。長く使うつもりなら気にならないポイントですが、頻繁に乗り換える人は頭に入れておくとよいでしょう。

形状ラインアップの違い

Logicool Gの現行ラインアップは左右対称が中心です。PRO X SUPERLIGHT 2(125.9 x 63.5 x 40mm)はつかみ持ち・かぶせ持ち向き、PRO X SUPERLIGHT 2c(118.4 x 61.2 x 38mm)はつかみ持ち・つまみ持ち向きのコンパクトモデルです。G303 SHROUD EDITION(119 x 66 x 39mm、75g)はダイヤモンド形状で独特の操作感です。エルゴ形状はG502 X PLUS(106g)がありますがFPSには重めです。

Pulsarは左右対称のX2 V2 Wireless(120 x 63 x 38mm)と右手エルゴのXlite V3 Wireless(120.4 x 62.1 x 38.8mm)で2方向をカバーしています。特にXlite V3 Wirelessは55gと軽量なエルゴとして貴重な選択肢です。かぶせ持ちで軽いエルゴが欲しい場合、Logicool Gのラインアップでは選択肢が限られるため、Pulsarのほうが有利です。

表面処理にも違いがあります。Logicool Gの表面はサラサラしたマット仕上げが中心で、手汗に強いです。Pulsarもマット仕上げを基本としていますが、カラーバリエーションによって質感が微妙に異なる場合があります。手汗が気になる人は、グリップテープの併用も含めて検討してください。

よくある質問

PulsarはLogicool Gに比べて品質が劣りますか?

品質面で大きな差はありません。Pulsarは韓国発のブランドで、PixArt PAW3395やオプティカルスイッチなど実績のあるパーツを使用しています。ただし、ソフトウェアの成熟度やサポート体制はLogicool Gのほうが上回ります。

PRO X SUPERLIGHT 2とX2 V2 Wireless、どちらがVALORANT向きですか?

どちらもVALORANTで使われています。prosettings.netの統計(2026年6月時点、VCT登録選手約200名対象)ではLogicool G PROシリーズが約28%、Pulsar X2系が約8%の採用率です。形状が手に合うかどうかのほうが実戦では重要です。

Pulsarのマウスは国内保証を受けられますか?

Pulsarは国内公式サイトやAmazonで正規販売されています。購入元によっては代理店経由の保証が適用されます。購入時に販売元を確認してください。

8000Hzポーリングレートがないと不利ですか?

4000Hzと8000Hzの体感差は小さく、大半のプレイヤーにとって不利にはなりません。ただし、144Hzモニターから240Hzや360Hzに切り替えたときに違いを感じる可能性はあります。最新環境で妥協したくない場合はLogicool Gの8000Hz対応モデルを選んでください。

小さめの手にはどちらが合いますか?

手の長さ17cm未満の場合、PRO X SUPERLIGHT 2c(118.4 x 61.2 x 38mm、51g)かX2 V2 Wireless(120 x 63 x 38mm、53g)が候補です。サイズはほぼ同等で、価格差でPulsarを選ぶかソフトウェアの安定性でLogicool Gを選ぶかの判断になります。