
BenQのゲーミングモニターが気になっている人へ
2026年のゲーミングモニター市場でBenQはZOWIEのDyAc残像低減技術がFPS競技シーンで圧倒的な支持を得ており、MOBIUZは色再現とエンターテイメント性を追求するブランドとして存在感を示しています。ZOWIE / MOBIUZシリーズを中心に、エントリーからフラッグシップまで用途別のラインナップを持っています。FPS競技・映像美・コスパなど、目的に応じたモデルが揃っています。
この記事では、BenQのゲーミングモニターの技術的特徴、各モデルの位置づけ、他社との比較ポイントを整理して、自分に合うモデルかどうかを判断するための材料をまとめました。スペックの数字だけでなく、実際の使用感にも触れています。
最初の結論
BenQのモニターはZOWIEのDyAc残像低減技術がFPS競技シーンで圧倒的な支持を得ており、MOBIUZは色再現とエンターテイメント性を追求する点が最大の特徴です。BenQ ZOWIE XL2546X、BenQ ZOWIE XL2546K、BenQ MOBIUZ EX270QM、BenQ ZOWIE XL2411K、BenQ MOBIUZ EX2710Qが代表モデルで、用途に応じて明確に選び分けられます。FPS競技・映像美・コスパのどれを優先するかで、候補が1〜2機種に絞れるラインナップです。以下で詳しく解説します。
編集部のおすすめ
DyAc 2搭載のFast TNパネル。XL2546Kの後継で応答速度と残像低減がさらに進化
参考価格: 6万円台
DyAc+搭載の24.5型240Hz TN。FPS競技シーンで長年の実績を持つ定番モニター
参考価格: 5万円台
HDR600対応の27型240Hz IPS。色再現性と高速応答を両立するバランス型
参考価格: 7万円台
価格は変動します。リンク先で最新価格をご確認ください。表記は記事公開時点の参考情報です。
BenQの技術的な特徴
パネル技術のラインナップ

BenQはZOWIEでTN/Fast TNパネル、MOBIUZでIPSパネルに特化しています。ZOWIEのFast TN(XL2546X)は0.5ms GtGでFPS競技に最適化されており、MOBIUZのIPS(EX270QM)は色再現とエンターテイメント性を追求しています。OLEDパネルの展開は2026年6月時点では限定的です。
リフレッシュレートの選択肢

XL2411Kの144HzからXL2546Xの240Hzまで、FPS競技に最適化されたリフレッシュレートラインナップです。360Hz以上のモデルは展開していませんが、DyAc 2の残像低減技術で240Hzでも体感の残像は最小限です。MOBIUZのEX270QMは240Hzでゲームと映像美の両立を実現します。
独自技術とソフトウェア
BenQの独自技術としてDyAc 2(バックライトストロービングによる残像低減)、S Switch(手元コントローラーで設定プリセットを瞬時に切替)、遮光シールド(外光の映り込み防止)、treVoloスピーカー(MOBIUZ内蔵の高品質オーディオ)があります。FPS競技のプロシーンで最も支持されている技術エコシステムです。
HDR対応と色域

MOBIUZのEX270QM(DisplayHDR 600)はHDR性能が高く、ゲームのHDR表現をそれなりに楽しめるラインです。EX2710Q(HDR 400)はエントリーレベルです。ZOWIEシリーズはFPS競技特化のためHDR非対応が多く、HDR重視ならMOBIUZシリーズを選んでください。
BenQはZOWIEブランドでFPS競技シーン向けモニターを、MOBIUZブランドでエンターテインメント向けモニターを展開しています。ZOWIEのDyAc/DyAc 2技術はバックライトストロビングによる残像低減で、CS2やVALORANTのプロ選手から高い支持を得ています。XL2546Xは240Hz TN+DyAc 2の組み合わせで、液晶としては最高レベルの残像低減を実現します。
BenQの主要モデルスペック
BenQのゲーミングモニターラインナップを横並びで比較します。各モデルのパネル技術、リフレッシュレート、応答速度、解像度、HDR対応レベル、価格帯を一覧で確認することで、用途に合った候補を効率的に絞り込めます。 BenQ ZOWIE XL2546Xは24.5インチ Fast TNパネル 1920x1080 240Hz、GtG 0.5msのモデルで、6万円台で購入可能です。 BenQ ZOWIE XL2546Kは24.5インチ TNパネル 1920x1080 240Hz、GtG 0.5msのモデルで、5万円台で購入可能です。 BenQ MOBIUZ EX270QMは27インチ IPSパネル 2560x1440 240Hz、GtG 1msのモデルで、7万円台で購入可能です。
| 製品名 | 画面サイズ | パネル | 解像度 | リフレッシュレート | 応答速度 | HDR | 適応同期 | 価格帯 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| BenQ ZOWIE XL2546X | 24.5インチ | Fast TN | 1920x1080 | 240Hz | 0.5ms | なし | FreeSync | 6万円台 |
| BenQ ZOWIE XL2546K | 24.5インチ | TN | 1920x1080 | 240Hz | 0.5ms | なし | FreeSync | 5万円台 |
| BenQ MOBIUZ EX270QM | 27インチ | IPS | 2560x1440 | 240Hz | 1ms | DisplayHDR 600 | FreeSync Premium Pro | 7万円台 |
| BenQ ZOWIE XL2411K | 24インチ | TN | 1920x1080 | 144Hz | 1ms | なし | なし | 3万円台 |
| BenQ MOBIUZ EX2710Q | 27インチ | IPS | 2560x1440 | 165Hz | 2ms | DisplayHDR 400 | FreeSync Premium Pro | 5万円台 |
MOBIUZ EX270QMは27インチWQHD/240HzのIPSパネルを採用し、HDRi技術による環境光に応じた自動HDR調整が特徴です。ZOWIE XL2411Kは24インチFHD/144Hzのエントリーモデルで、2万円台で購入できるFPS入門機として人気があります。
設置環境との相性
BenQ ZOWIEモニターは設置環境まで含めた競技用設計が特徴です。VESA 100x100mm対応はもちろん、付属スタンドは高さ・チルト・スイベル・ピボットのフル調整に対応しており、プロシーンの大会会場でも使われている信頼性の高い設計です。
XL2546X(24.5インチ)は6.2kgで、デスク奥行き50cm以上あれば快適に設置できます。遮光シールドを取り付けると設置面積がやや広がるため、シールド使用時は横幅のスペースも確認してください。FPSでローセンシのプレイスタイルなら、モニターを左寄せにしてマウスの操作スペースを確保するのがZOWIEユーザーの定番レイアウトです。
ZOWIEシリーズの接続端子はHDMI 2.0 x3 / DisplayPort 1.2 x1が標準で、HDMI端子の数が多いのが特徴です。PCはDisplayPort接続、サブ機やコンソールはHDMIで複数デバイスを接続し、S Switchで切り替える運用に向いています。MOBIUZシリーズはFreeSync Premium Pro対応でHDMI 2.1搭載モデルもあります。
消費電力はXL2546X(24.5インチ Fast TN)で35W前後、EX270QM(27インチ IPS)で50W前後です。ZOWIEモニターはDyAc有効時にバックライトの制御で消費電力がやや増加しますが、一般的な範囲内です。
BenQのZOWIEシリーズはアイシールド(遮光フード)が付属しているのが特徴で、周囲の照明や画面の映り込みを物理的にブロックします。大会会場など照明環境をコントロールできない状況で効果を発揮し、プロ選手が大会でZOWIEを指定する理由の一つです。MOBIUZシリーズはtreVoloスピーカーを内蔵し、外部スピーカーなしでも迫力のある音声を楽しめます。
こういう人に向いています
- BenQのZOWIE / MOBIUZシリーズに興味がある人。ブランド独自の技術(DyAc 2、S Switch、遮光シールド、treVoloスピーカー(MOBIUZ))とラインナップの幅広さが最大の魅力で、エントリーからフラッグシップまで用途別に明確に選び分けられます
- 既にBenQのキーボードやマウスを使っている人。DyAc 2、S Switch、遮光シールド、treVoloスピーカー(MOBIUZ)でデバイス間のRGB連携やプロファイル管理が統一でき、デスク周りの一体感が生まれます
- 用途がはっきりしていて、最適なスペックのモデルを選びたい人。FPS競技・映像美・コスパのいずれを優先するかで候補が1〜2機種に絞れるラインナップです
- 長期間使う前提で信頼性のあるブランドを選びたい人。BenQはゲーミングモニター市場で豊富な実績を持つメーカーで、ファームウェアの更新やサポート体制も安定しています
- ゲームとクリエイティブ作業を1台で兼用したい人。DCI-P3 95%以上の広色域モデルが揃っており、写真編集や動画制作にも対応できます
こういう人には別の選択肢を
- BenQのラインナップにない特定のスペック(特定のパネル技術や残像低減技術)を求めている人。BenQ ZOWIEのDyAc 2やASUS ROGのELMB Syncなど、他社の専門的なモデルのほうが合う場合があります
- 予算を極限まで抑えたい人。BenQは性能と品質に見合った価格設定のため、最安値帯のモデルは少ないです。3万円以下で探すならLG UltraGear 27GN800-BやASUS TUF Gaming VG259QMも検討してください
- ドライバレスで設定したい人。OSD(画面上のメニュー)で基本設定は可能ですが、一部の高度なカスタマイズ機能(プロファイル管理、RGB同期等)にはソフトウェアのインストールが必要です
- 特定ブランドのエコシステムに統一したい人。Corsair iCUEやLogicool G HUBなど、自分が使っている他のデバイスとの連携を優先するなら、同じブランドのモニターを検討してください
よくある質問
BenQ ZOWIEの保証は何年ですか?
BenQ ZOWIEモニターは3年のメーカー保証です。保証書と購入証明書を保管してください。ドット抜き保証はありませんが、初期不良交換は標準的な水準で対応しています。
ZOWIEモニターはAMD GPUでも使えますか?
はい、ZOWIEモニターはFreeSync対応で、AMD GPUでもVRRが動作します。ただしZOWIEシリーズはFPS競技特化のため、VRRよりもDyAcとの組み合わせを優先する使い方が一般的です。
S SwitchやDyAcの設定は専用ソフトが必要ですか?
S SwitchはOSD操作を手元で行うハードウェアコントローラーなので、ソフトウェアは不要です。DyAcの設定もOSDから直接操作できます。ZOWIEシリーズは専用ソフトウェアなしで全機能を利用可能です。
BenQ MOBIUZのOLED展開はありますか?
2026年6月時点でBenQ MOBIUZラインにOLEDモデルはありません。MOBIUZはIPSパネルのエンターテイメント向けラインで、treVoloスピーカー内蔵やHDR対応が特徴です。BenQのOLEDモニターについては今後の展開を注視してください。
XL2411KからXL2546Xへのアップグレードは大きいですか?
はい、144Hz→240Hzのリフレッシュレート向上とDyAc 2の追加は、FPSプレイ時の体感差が大きいです。残像低減の差はエイム中の敵のシルエットの視認性に直結します。予算が許すなら、中間のXL2546Kを飛ばしてXL2546Xに移行するのが最もコスパが良いアップグレードパスです。
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BenQ以外のブランドとの比較はgaming-monitor-erabikataで確認できます。ASUS ROGとの比較はasus-rog-monitor-comparisonが参考になります。ZOWIEシリーズの詳細比較はbenq-zowie-monitor-comparisonで確認できます。DyAcの技術解説はwhat-is-motion-blur-reductionを参照してください。
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